皆さまこんにちは、ちゃん太です。
今日も前回に引き続き動物病院の選び方についてその判断材料についてお話していきます。
- 病院の検査機器などの設備
動物病院に一般的にある機械類として以下のものなどがあげられます。
・顕微鏡 ・血液検査機器
・レントゲン検査機器 ・超音波検査機器
・麻酔関連機器 ・ICU
もちろんその他(CTなど)にも病院によってたくさんの設備を備えておりますが、一般的にはこのくらいあれば充分であると考える先生が多いかと思います。私が診療をする上ではいずれも無いと困ると思っています。各動物病院の考え方がありますので上記の設備が無い病院を否定するつもりは全くございませんが、私は上記の設備がある病院をお勧めいたします。多くの病院ではホームページに設備面の紹介をしていますので見てみると良いでしょう!
- 価格設定
とても大切なことでありますが、まず動物病院は各病院によって自由に価格が決められております。人間のように保険で点数化されているわけではありません。例えば爪切りだけでも500円の病院もあれば1500円の病院もあります。難産による帝王切開も昼間の安い病院では4万円くらいでも夜間救急の高い病院では40~50万円かかるケースもあります。病気にもよりますがたくさんの検査をして治療もしてとなるとかなりの高額になることもありますが、同じような検査治療をしていても病院によって数倍も料金が変わることは珍しくはありません。
では安ければ安いほど良いのかと言うと必ずしもそうとは言えません。同じサービスであれば安い方が良いのは間違いありません。人気もなく技量もないのに高い病院もありますが、普通は競合に負けて潰れていきます。少なくともこれからはそういう時代だと思います。ひと昔前は病院の数が少なかったのでそこに行かざるを得ないことも多かったでしょうが。今は飼育動物の数は減っていくのに動物病院は増え続けております。そんな中で価格を上げられる病院は何かしらの優れた点があるのでしょう。
病院のサービスの質に対してその価格が見あっているか納得がいくか皆様もしっかりとお考え頂くことをお勧めします。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
続きはまた次回にします。